データ同期

クラウドストレージを介してスタジオ間でデータを同期する事が出来ます。
GNsDockでは同期を行うクラウドストレージを「リモート」と呼びます。
対応予定のリモートも含む対応しているリモートは次の通りです。

名称対応状況詳細
Google Cloud Storage対応プロジェクト毎に1つのバケットを必要とします。
同期を行うスタジオにバケットへのアクセスを許可した資格情報ファイルを発行する必要があります。
AWS S3未対応
Box未対応
ftp/sftp未対応

Google Cloud Storageにバケットを用意する

プロジェクトのデータを格納するためのバケットを用意します。
詳しい作成方法はこちらを参照してください。
バケット名は任意で問題ありません。

サービスアカウントを作成する

作成したバケットに対してアクセス権を持つサービスアカウントを作成します。
詳しい作成方法はこちらを参照してください。
作成したバケットの権限設定で作成したサービスアカウントにアクセス権を付与するのを忘れないようにしてください。

資格情報ファイルを作成する

作成したサービスアカウントの資格情報ファイルを作成します。
詳しい作成方法はこちらを参照してください。

資格情報ファイルをGNsDockに登録する

GNsLauncherを起動して同期を行うプロジェクトを選択します。
GNsLauncherのメニューからTool > Configure Studio Settingsを選択すると以下の設定ウインドウが表示されます。
左のリストの「GCS (remote)」のメニューを選択します。

それぞれBucketNameに作成したバケット名を、CredentialFileに作成した資格情報ファイルのパスを入力します。
最後に「Connection Test」ボタンを押して接続テストを行います。
すべて「OK」の表示が出れば設定は完了です。

同期を行う

データの同期を行う場合はGNs Syncを使います。
GNsLauncherからGNs Syncを起動します。

起動オプションの意味は以下の通りです。

項目説明
Version起動するGNs Syncのバージョン、基本的に最新を選択してください。
ModeGNs Syncの表示モード、現在はconsoleモードのみの実装になっていますのでconsoleを選択してください。
MethodSettingを選択した場合はプロジェクトの設定ファイルを同期します。
Storeを選択した場合はパブリッシュされたデータを同期します。
TitleGNs Syncのコンソールに表示されるタイトル。複数起動した際に判別できるように任意の名前を付ける事ができます。
Path同期対象を指定したパス以下のディレクトリに制限します。
Storeの特定の階層だけ同期したい場合などに便利です。
Pattern入力された正規表現にマッチするパスのファイルだけを同期対象にします。
Ignore入力された正規表現にマッチするパスのファイルを同期対象から除外します。
Patternよりもこちらが優先されます。
Loopチェックをオンにするとウインドウを閉じるまで同期を再帰的に実行するようになります。
オフの場合は1度の同期処理でウインドウは自動で閉じます。
IntervalLoopがオンの場合に同期を繰り返すインターバルを指定します。
単位は分です。
もしインターバルの時間よりも1回の同期に時間が掛かる場合はインターバルを1回スキップするようになります。
例えばインターバルを60分にしていて同期に80分かかった場合は次の同期開始は120分後になります。
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